広島平和記念日（原爆記念日）の今日、札幌は３２.３℃まで気温が上がり今季最高気温を記録し、道内では帯広、岩見沢とともに４日連続の真夏日となりました。今日、道内で最も暑かったのは網走管内の斜里・遠軽両町で、３４℃まで気温が上がったそうです。今月２日に東北地方の梅雨が明けたことで北海道の暑さも本格化し、更に張り出した太平洋高気圧が留まった影響などで、今日の道内は特に暑くなり、そのためＪＲ北海道では、札幌・岩見沢間などの２区間で、今季初となる散水列車を走らせてレールを冷やして歪みを防いだそうです。
明後日は「立秋」で、暦の上では明後日から秋に入りますが、北海道は例年お盆頃までが盛夏期であり、このうだる様な暑さはまだ暫く続くことになりそうです。ちなみに、札幌で立秋以降にその年の最高気温を記録したことは過去３０年間で７回もあるそうです。「立秋」とはあくまでも暦の上だけの話であり、現実には、立秋の前後が年間で最も暑い時期といえます。
ところで、８月１日付の記事にも書きましたが、今の時期は何かと健康を損ないがちになる季節でもあります。この時期は暑いため、風邪などひくことはないだろう、とつい油断してしまいますが、そういった油断が多くなる季節だけに、実は風邪をひきやすい季節でもあるのです。実際、数日前までは私も風邪気味で、少々喉を痛めていました（夜、部屋の窓を開けたまま転寝してしまい、それで寝冷えしてしまったようです）。
神職養成所で私と同期で、現在は女子神職として新潟県内の自社（越後大通神社）で奉仕しているＫさんが書いているブログ「大通神社神主☆気ままな社務日誌」の今日の記事（下記ＵＲＬ）を読んでみたところ、Ｋさんも、最近あまりの暑さに夜クーラーをつけたまま寝ることが多くなったため喉を痛めてしまったとのことです。この時期、健康には特に注意が必要です。
ちなみに、このＫさんは祭式がとても上手だったので、学生だった頃私は、祭式でわからないことなどを度々Ｋさんから教えてもらっていました。実習していた神社の書院で、直会所役（祭典終了後、書院で斎主以下祭員に御神酒を注いで周る所役）の作法を教えてもらったことなども、今となっては良い思い出です。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/echigo_oodoori/view/20060806
（田頭）
