西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

西野神社 御朱印の御案内

西野神社御朱印については、昨年8月27日付の記事をはじめ過去にも何度か紹介させて頂きましたが、今日の記事では改めて、当社の御朱印を紹介させて頂きます。

令和元年6月現在、当社の神職が墨書・押印して参拝者にお頒ちしている御朱印は、大別すると、「通常の御朱印」と「十二支の御朱印 」があります。
このうち、「通常の御朱印」は1種類だけですが、「十二支の御朱印」は、十二支それぞれ(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)に応じた12種類と、それら12種類全てを揃えた方にだけお頒ちする特別な御朱印「吉祥来福」があるため、それら全部を合わせると、西野神社御朱印は計14種類あります。

なお、今年の5月1日に平成から令和へと改元された事を奉祝して、本年に限って特別な御朱印をお頒ちされている神社もあるらしく、そのため当社へも「令和の特別な御朱印ってありませんか?」といったお問い合わせがたまにありますが、当社では、改元記念の特別な御朱印はありません。
昨今の所謂“御朱印ブーム”については各メディアでもよく報じられておりますが、当社では、このブームが始まるずっと前(今から十数年前)から始めた「十二支の御朱印」を含む、前述の14種類以外の御朱印はありません。

ちなみに、当社の御朱印は、御朱印ひとつ(御朱印帳1ページ分)につき、初穂料として300円納めて戴いております。お預かりした御朱印帳を御本人にお返しする際に、その御朱印帳と引き替えにお納め下さい。但し、全14種類のうち「吉祥来福」の御朱印だけは、無料でお頒ちしております。

御朱印を書いている様子
御朱印を書いている様子

 

以下の画像5枚はいずれも、西野神社の社名が中央に大きく記されるタイプの「通常の御朱印」です。
御朱印の墨書は全て、当社神職による手書きであるため、書く人やその時のコンディション、時期等によって、字の大きさや形などにそれなりの相違が生じます。その実例として以下に5枚の御朱印の画像を貼付しますが、書き手の指定は出来ませんので御了承下さい。

西野神社 御朱印
西野神社 御朱印
西野神社 御朱印
西野神社 御朱印
西野神社の御朱印

 

以下の画像3枚はいずれも「十二支の御朱印」で、これは前述の通り十二支に応じて12種類あり、以下の御朱印はそれぞれ上から順に「辰」「未」「戌」です。
御自身の生まれ年に当たる十二支の御朱印を受けていかれる方、当年の十二支(令和元年の場合であれば「亥」)の御朱印を受けていかれる方、十二支の順番に従って先ずは「子」の御朱印から受けていかれる方など、どの十二支のうちどの御朱印を受けていかれるかは参拝者によって様々です。

西野神社 十二支の御朱印
西野神社 十二支の御朱印
西野神社 御朱印(干支)

ところで、じっくりと見た方は気づかれたと思いますが、上の画像3枚では、十二支の絵柄(中央)の印の、直ぐ左下の四角い印の文字が、いずれも異なっています。
具体的には、「元旦詣」「朔詣」「十二支詣」の3種があり、元日(1月1日)に「十二支の御朱印」を受けられた場合には「元旦詣」の印を、元日以外の1日に受けられた場合には「朔詣」の印を、それ以外の日に受けられた場合には「十二支詣」の印を、それぞれ押印しております。

 

下の画像の御朱印は、十二支の御朱印(12種類)全てを揃えた方にだけお頒ちする「吉祥来福」の御朱印です。十二支の御朱印全てを揃えた方は是非お申し出下さい。

西野神社 吉祥来福の御朱印

 

当社の場合、どの御朱印も、全て社務所で墨書・押印・頒布しており(授与所では対応しておりません)、原則として、御朱印をお頒ちする時間は毎日午前9時から午後4時半までの間です。御朱印を受けられる方は、その時間内に社務所までお越し下さい。
但し、三が日(1月の1日・2日・3日)と秋まつりの2日間(毎年9月の「敬老の日」の前の土曜と日曜)については、職員多忙により、御朱印を受けに来られる皆様方の御要望に対応しきれないため、申し訳ありませんが書き置きの御朱印(予め別紙に書いて押印したもの)をお頒ちする形での対応とさせて戴いております。御了承下さい。

 

なお、いつもこのブログを読んで下さる方にとっては「今更何を」といった内容になってしまいますが、一応、御朱印に関する「お約束」として改めて説明させて頂きますが、当社に限らず神社の御朱印というものは、単なる記念スタンプの類ではなく、その神社をお参りした「証」として拝受すべきものです。ですから、神社に来るなり先ず真っ先に御朱印を受けて、その後は社殿前でお参りする事もなくさっさと神社から立ち去ってしまう、というのでは、残念ながら御朱印を受ける意味は全くありません。
神社を訪れたら、仮に御朱印の集印が主目的であったとしても、先ずは必ず社殿前で神様にお参りをして、それから御朱印を受けるようにしましょう。

あと、たまに、お一人の方が何冊かの御朱印帳を持ってきて、「私の分と(今日はここにいない)家族(もしくは友達)の分の御朱印帳を持ってきたので、これらの御朱印帳それぞれに御朱印を書いて下さい」と仰る事があるのですが、前述の通り、御朱印というのはあくまでも当人が神社を参拝した「証」であり、お参りしていない方が御朱印を拝受するのは御朱印の趣旨そのものに反する事になるため、こういった場合は、申し訳ありませんがその方御自身の御朱印帳1冊のみに御朱印を墨書・押印させて頂いております。
「かなり遠くから来たので」「ここへはなかなか来れないので、そこを何とか」と言われましても、参拝されていない方に参拝の証である御朱印をお頒ちする事は、私達神社の側としても神様にウソをつく事になってしまうので、そういった御要望にはお応え出来ません。御要望が多くても御朱印帳の発送が出来ないのも、全く同様の理由からです。御理解の程宜しくお願い致します。

ただ、最近のネットニュースなどでは、神社仏閣へ御朱印に受けに来られる方のマナーの悪さばかりがピックアップされる傾向がありますが、幸いにも当社の場合、御朱印を受けに来られる参拝者はマナーの良い方ばかりで、神職や巫女に対して怒鳴ったり理不尽な要求をされるような方は、有り難い事にほぼ全くおりません。皆様方の御理解・御協力には、改めてこの場にて感謝申しあげます。



===== 追記(令和元年9月5日) =====

上記の記事本文中では、『御朱印の墨書は全て、当社神職による手書きであるため、書く人やその時のコンディション、時期等によって、字の大きさや形などにそれなりの相違が生じます』と記されていますが、令和元年9月4日付の記事で詳述している通り、同年9月から、西野神社御朱印は原則として全て「書き置き」となりました。
予め御朱印が押印・印字されている別紙をお渡しするという形になり(その別紙を御自身の御朱印帳にお貼り下さい)、御持参の御朱印帳に直接押印・墨書は致しませんので、御了承下さい。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭