約1分の短い動画ですが、当社の上空・境内・儀式殿など各所で撮影された、広報用の「神前結婚式 ご案内動画」が完成致しました。神前結婚式や当社の雰囲気などが多少なりとは伝わると思いますので、宜しければ御覧下さい。
動画ではありませんが、当社の参道や儀式殿の直ぐ前及び殿内で撮影された、神前結婚式のイメージ写真も、以下に併せて紹介させて頂きます。
当社では、異性との良縁・結婚を望まれる適齢期の方々の真摯な思いを、縁結びに大きな御神徳がある西野神社の大神様にお取り次ぎし、「御縁に恵まれて親密な交際が始まり、そして、その交際の結果として成婚が一件でも増える事」に微力ながら寄与すべく、平成26年の4月以降、不定期に「良縁祈願祭」を斎行しております。
今月初旬から、西野神社公式サイトのトップページで告知させて頂いている通り、通算で19回目となるその「良縁祈願際」を、今月27日(日曜日)の午後3時から、当社の儀式殿にて斎行致します(前回までの良縁祈願祭は社殿で行っておりましたが、今回の良縁祈願祭からは儀式殿での斎行となります)。
良縁祈願祭に御参列(出席)を希望される方は、当社公式サイトの申し込みフォームよりお申し込み戴くか、もしくは電話(西野神社社務所 011-661-8880)にてお申し込み下さい。勿論、可能な方は、直接当社にお越し戴き社務所にてお申し込みされても構いません。
なお、良縁祈願祭にお申込みをされた方は、当日は開始15分前(午後2時45分頃)までに社務所へお越し下さい。また、その際は、神様にお供えする玉串料(初穂料)として4,000円を、紅白の「のし袋」に入れてお納め下さいますようお願い致します。
以下の写真4枚は、いずれも、過去 当社の社殿にて執り行われた良縁祈願祭の様子です。斎行場所は異なりますが、今月の良縁祈願際も、このような雰囲気で厳粛に執り行います。
昨日(土曜日)と今日(日曜日)の両日は、それぞれ午前11時から、当社の儀式殿に於いて神前結婚式が執り行われました。
当社の場合、儀式殿が建築される前は、神前結婚式は年に1~2回行われる程度で(当社の結婚式受け入れ態勢がまだ完全には整っていなかったため、残念ながら結婚式を積極的にお受けするのは控えておりました)、当時は慶事である結婚式よりも弔事である神葬祭(神式の葬儀)のほうをお受けする機会のほうが多く、そのため2日連続で境内で結婚式が斎行されるような事はまずありませんでしたが、本年6月に儀式殿が竣工して以降は、有難い事に当社で神前結婚式を挙げる事を希望される方が増え、儀式殿にて度々結婚式が執り行われるようになっております。
以下の写真はいずれも、昨日当社の儀式殿で執り行われた神前結婚式の様子です。新郎新婦様、そして御両家の皆様方、誠にお目出度うございます!
以下の写真はいずれも、本日当社の儀式殿で執り行われた神前結婚式の様子です。新郎新婦様、そして御両家の皆様方、誠にお目出度うございます!
なお、当社での神前結婚式は、昨年以前は、斎主と祭員による神職2人、もしくは、神職(斎主)と巫女の組み合わせによる2人で執り行う事が多かったですが(4年半程前に当社で執り行われた私自身の結婚式では神職2人による奉仕でした)、本年からは原則として、神職(斎主)と巫女2人の計3人による奉仕で斎行しており、新郎新婦様の御希望によっては、更に伶人(雅楽を奏する人)にも奉仕して戴いております。
当社では、2月15日から3月初旬(毎年ひな祭りの次の日曜日)までと、5月1日から7月末日までと、10月1日から11月末日までのそれぞれの期間、持ち主の方が日頃から可愛がったり飾るなどして大切にされてきた人形・ぬいぐるみ・それらに類する物や、どうしても手放さざるを得なくなったもののゴミとして処分する事は出来ずに困っている曰く付きの人形等を、お預かりしております。
お預かりした人形・ぬいぐるみ等は全て参集殿にて、所謂「人形供養の御祈祷」(人形等のお焚上げに先立つお祓い・清祓いの神事)を行った後、燃える材質のものについては境内の焼却炉にて忌火(浄火)でお焚き上げし、燃えない材質のものについては専門のお焚き上げ業者にお焚き上げを委託しております。
というわけで、本日(10月1日)から来月30日までの2ヶ月間、当社では随時(曜日に関係なく毎日午前9時から午後4時半までの間)、人形・ぬいぐるみ・それらに類する物等をお預かり致しますので、本年中に当社に人形等を納めたいという方は、それらを当社まで直接持って来られるか、もしくは、郵送や宅急便等で当社までお送り下さい。
なお、5~7月、10~11月の期間については、本年7月までは人形が納められる度に個別に人形供養の御祈祷を執り行い、可能であれば持ち主の方にも御参列して戴いておりましたが、今月からは、個別の人形供養は斎行しない事となり(後述のように合同の人形供養は執り行います)、そのため、申し訳ないのですが人形供養への御参列は御遠慮戴く事になりました。
また、御参列が出来ないため、今月からは、事前の御予約は不要となります(お預かり可能な期間内・時間内であれば、原則として事前の連絡は不要で、いつ持って来られても大丈夫です)。
当社では本年から神前結婚式の斎行件数が一気に増え(昨年までは、折角お問い合わせを戴いても施設・設備の都合上、結婚式はお断りするせざるを得ない状況が少なくはなかったのですが、本年6月に儀式殿が竣工した事により、今年からは結婚式を積極的にお受けしております)、それに伴い、結婚式の親族控室として参集殿を使用する機会も増えたため、今までのように参集殿で随時人形供養の御祈祷を行う事が難しくなり、5~7月と10~11月にかけての期間についても3月同様、個別ではなく合同で人形供養祭を執り行う事になったのですが、この時期の合同の人形供養祭は、参集殿の空き状況等により不定期に行う事になるため、御参列の案内が出来ないのです。
当社の事情によるもので申し訳ないのですが、今月から人形・ぬいぐるみ等のお預かりを再開するにも拘わらず人形供養へのお立ち会いが出来なくなるのは、主にそういった理由によるものなので、恐れ入りますが御了承下さいますようお願い致します。
人形供養につての、その他の詳細については、以下の各項目を御参照下さい。宜しくお願い致します。
【初穂料について】
お金はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、厳密に金額を設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量で3千円」を基準に納めて戴いております(人形が1体だけでも、あるいは何十体であっても、1袋以内に収まる量であれば3千円、という基準です)。
そして、45リットルのビニール袋2袋分以上の場合は、1袋分増える毎に2千円ずつ加算させて頂いております。
ちなみに、「45リットルのビニール袋1袋分で3千円」「1袋分増える毎に2千円ずつ加算」というのは、あくまでも、45リットルのビニール袋に「もし」入れたとしたら、という仮定の話、換算の目安であり、人形・ぬいぐるみ等を必ずしも45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけではありません。実際には、紙袋、段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。
【神社にお納め出来るもの】
人形やぬいぐるみ、それに類する物全般をお受け致します。
人形であれば、ひな人形・五月人形・市松人形・博多人形・フランス人形・民芸品の人形・こけし・女児用玩具の人形・アニメキャラやゲームキャラのフィギュア等、どのようなものでもお預かりしており、大きさ・数量・材質は問いません。
ダルマ・お面・兜・羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども、「人形に類するもの」としてお預かり致します。
また、本来「人形に類するもの」とは言えないのですが、動物の剥製についても、慣例によりお預かりさせて頂いております。
【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、ひな人形などの屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。
本年の西野神社秋まつり1日目(9月14日)の日程・様子をまとめた前々回の記事「その1」、秋まつり2日目(翌15日)の午前中とお昼過ぎ頃までの日程・様子をまとめた前回の記事「その2」に続き、今回の記事では、秋まつり2日目の主にお昼過ぎ以降の日程・様子について、写真や動画と共に詳しく報告させて頂きます。
「その1」「その2」「その3」と3回連続でひとつのシリーズとしてアップしてきた、本年の秋まつりについての記事は、第3回となるこの記事「その3」を以て完結とさせて頂きます。
本年の秋まつりは、全体を通して天候にも人出にも恵まれ、また、私の見聞きした限りに於いては幸いにして大きなトラブルや混乱・クレーム等もほぼ皆無で、先帝陛下が今上陛下に御譲位された「御代替り」という大きな節目となる年の秋まつりを恙無く大盛況のうちに執り納める事が出来、先ずはホッと安堵すると共に、この秋まつりを見守って下さった西野神社の大神様や、秋まつりに御参列・御出席・御奉仕・御奉納・御協賛等して下さった方々に、改めて心より感謝申し上げます。
全国が「天皇陛下御即位」「令和の御大禮」の奉祝ムードに沸き立つ中での秋まつり、また、本年6月に竣工したばかりの真新しい儀式殿が初めて使われた秋まつりとして、今回の秋まつりは、私の中では例年の秋まつり以上に印象深く思い出深い、特別な秋まつりとなりました。
⑰ 担ぎ神輿の渡御(午後)
担ぎ神輿(江戸神輿)は、何度かの神事や休憩を挟みながら午前9時から午後4時頃まで、西野神社神力會の会員さん達やその他の各神輿会の会員さん達の御奉仕(供奉)により、当社氏子区域を神幸致しました。
この項⑰では、午前9時から午後4時まで約7時間(但し休憩時間等も含む)に及んだ担ぎ神輿の渡御のうち、主に後半(お昼休憩とその休憩以降)の様子を写した写真をアップ致します。
以下の写真2枚は、いずれも今年の秋まつりで撮られたものではありませんが、西野福祉会館(毎年1月上旬に開催されている西野神社関係5団体による合同新年会の会場にもなっている会館です)でのお昼休憩の様子です。今年も例年通り、渡御奉仕関係者の皆様方にはここでこのように昼食を摂って戴きました。
ちなみに、お昼休憩は、午後1時5分から2時15分までの約1時間10分でした。
以下の写真5枚はいずれも、この日の、お昼休憩以降(西野福祉会館を発輿してから)の担ぎ神輿 渡御の様子を写したものです。
秋まつりの “ハイライト” ともいえる宮入り(神社への還御)に向けて、御神輿は午前中にも増して更に威勢良く担がれました。
なお、本神輿(京神輿)の渡御については前回の記事の⑩項を、子供神輿の渡御については次項⑱を、各御神輿の宮入りについては⑳項を、それぞれ御参照下さい。
ちなみに、御神輿を威勢良く担ぐ(掛け声と共に御神輿を激しく振り動かす)行為というのは「魂振り」であり、その目的・趣旨は、「神様の霊威を高め、豊作や大漁、その他の産業の発展等を願い、その霊威を余すところなく周囲に行き渡らせる。また、御神輿を勢いよく担ぐ事で、神様と人が一体となり、人々は祭りを通じて活力を取り戻す」とされています。
以下の写真は、主に担ぎ神輿に供奉しながらこの日当社氏子区域内の各所をまわって下さった恵比須様・大黒様・お獅子等の各所役です。お獅子所役を奉仕して下さっている方は他所の神社の神輿会の会員さんで、何年も前から毎年西野神社の秋まつりでこの所役を奉仕して下さっています。
なお、神輿渡御の丁度1週間前に当たる今月8日には、御神輿を担いで下さる神力會の会員さん達をはじめとする渡御奉仕関係者を主な対象として「禊祓行事」が執り行われ、同行事では参加者全員が全身に冷水を被って心身を祓い清めました。
禊祓行事は、秋まつりの期間外に行われるため秋まつりに含まれる行事ではありませんが、秋まつりの関連行事として、毎年当社例祭日の1週間前に境内で行われている、西野神社恒例行事のひとつです。
14回目の開催となった本年のこの禊祓行事については、以下の記事で詳しく紹介させて頂きました。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/08/213000
本年の担ぎ神輿の渡御の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915h.htm
⑱ 子供神輿の渡御
午後3時からは、幼児から小学6年までの男女児が担ぐ子供神輿が、昭和会館(西野まちづくりセンター)前から発輿し、発輿して直ぐに、本神輿を中心とした神幸行列の本隊や大人達の担ぐ担ぎ神輿などと合流して共に神社へ神幸(還御)致しました。
秋まつり前に2回に亘って行った事前練習の成果もあって、子供達はとても上手に、元気いっぱいに御神輿を担いでいました。
子供神輿の先導(御神輿の動きを指揮する人)は、例年通り、「北連合会」という神輿会の安保さんが担当して下さいました。安保さんは、平成4年に西野神社神力會が発足した際、神力會に対してもいろいろと御指導・御助言を下さった方です。
また、この日の子供神輿渡御には、安保さん以外にも、神力會をはじめとする各神輿会や西野神社氏子青年会皐月会など、各会の会員さん達も助勢・補助をして下さいました。
下の動画は、一昨年の子供神輿の渡御で撮影された動画です。本年は、子供神輿の渡御の最中に動画は撮影されていないので、本年の子供神輿渡御イメージ映像として、代わりにこの動画を貼付します。子供神輿渡御は今年もこのような感じで大変威勢よく行われました。
本年の子供神輿の渡御の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915i.htm
⑲ 稚児行列
「稚児」(ちご)というのは、言葉の意味としては、単に幼児や子供の事、もしくは、神霊や天人などが子供の姿を採って人間界に現れた形態を指し、一般には「神社仏閣の祭礼や法会などで、天人の子供もしくはそれに類する童子などに扮して行列に出る男女児」と解されています。
神道の世界では、世の中の汚れや穢れをまだ吸収していない清浄な子供は、大人よりも神様に近い存在であり、神霊がとどまりやすく、神霊でもあるという解釈があり、そのため神様も、子供を模った童形の姿で人々の前に現れる事があるとされています(平成17年10月24日付の記事中で紹介した、宇佐の菱形池のほとりに八幡大神様が3歳の童子のお姿で顕現された事例などは、その典型例です)。
こういった事から、稚児は、時には信仰の対象にもなり、額に黒い丸印を入れ鼻筋を白く塗るなどの特徴的なお化粧をして艶やかな平安装束等を纏った子供達(これらの化粧・服飾は単なる装飾ではなく、神性・神聖・神秘等の意味合いがあります)が主役となる稚児行列の行事が今も日本各地で行なわれ、祭礼行事などでは大切な役割を果たしてきました。
当社の秋まつりでの稚児行列も、こういった古来からの伝統を引き継いだものとなっています。
厳密にそのように区分されているわけではないので、これはあくまでも “分りやすく解釈したひとつのイメージ” もしくは “方便のひとつ” とでもいうべき解釈なのですが、私の認識に於いては、当社秋まつりでの神幸行列(渡御行列)は、トラックの荷台に固定された本神輿(京神輿)とその本神輿に供奉する人達や車両で構成された「本神輿を中心とした神幸行列本隊」、担ぎ神輿(江戸神輿)を担ぐ大人の担ぎ手達で構成された「担ぎ神輿の隊列」、子供の担ぎ手達で構成された「子供神輿の隊列」の、全3隊から成っております。
そして、その区分に従うのなら、この稚児行列は、それら3隊とは別の独立した一隊というよりは、全3隊の中核である「本神輿を中心とした神幸行列本隊」に含まれるものです。
実際、午前中の渡御と、午後の渡御の前半(西野福祉会館から昭和会館まで)では、お稚児さん達は全員が専用の車両数台に分乗して、本神輿とほぼ全く同じ順路で当社氏子区域各所を回りました。
そして、午後の渡御の後半(昭和会館での休憩以降)では、お稚児さん達は専用車両を降りて、全員徒歩で神社まで還りました(付き添いの大人達や交通誘導警備員と共に、約1.2kmの距離を歩きました)。以下の写真は、その際の稚児行列の様子です。
お稚児さん達の着付けやお化粧は、例年通り、今年も西野神社敬神婦人会の会員さん達が担当して下さいました。
本年の稚児行列の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915g.htm
⑳ 御神輿の宮入り
午後4時頃、参道やその回りなどに集まった大勢の人達の熱気に包まれる中、西野神社萬燈保存会の会員さん達が奏でるお囃子と共に、先ず鳥居前でトラックの荷台から降ろされた本神輿(京神輿)の宮入りが行われ、続いて子供達の担ぐ子供神輿の宮入りが行われ、そして最後に、大人達の担ぐ担ぎ神輿(江戸神輿)の宮入りが盛大・勇壮に行われ、本年の神輿渡御は滞り無く無事に終了致しました。
神力會の会員さん達や、他の神輿会から応援に駆け付けて下さった担ぎ手の皆様方、萬燈保存会の会員さん達、御神輿に供奉されたその他の方々や関係者の皆様方、大変お疲れ様でした!
以下の写真2枚は、3基の御神輿の中では先ず最初の「宮入り」となった、本神輿の宮入りの様子です。トラックの荷台から降ろされた後、神輿殿へと渡御しました。
ちなみに、平成13年に、現在の「担ぎ神輿」である江戸神輿が当社に納入されるまでは、この京神輿が、秋まつりでの担ぎ神輿として、担ぎ手の皆さん方に直接担がれていました。現在では、この京神輿を人が直接担ぐのは、神輿殿からトラックの荷台へ積載する時と、そのトラックから降ろして神輿殿に戻す時だけです。
以下の写真3枚は、子供神輿の宮入りの様子です。鳥居をくぐって境内に入った後はそのまま道なりに参道を進み、参道の突き当たりに位置する拝殿向拝前まで渡御しました。
下の動画は、昨年の秋まつりで子供神輿渡御を終えた後(宮入り直後)、担ぎ手の子供達や子供神輿の関係者全員で拝殿前で行った「三本締め」の様子です。今年の三本締めもこのように行なわれました。
以下の写真5枚は、担ぎ神輿の宮入りとその直後の様子です。子供神輿が宮入りした直ぐ後、参道から溢れんばかりの大勢の担ぎ手の皆さん方と共に拝殿向拝前へと渡御し、3基の御神輿の「宮入り」のトリを飾りました。
下の動画は、昨年の秋まつりでの宮入りの様子を映したものです。今年もこのような感じに、大変勇壮で活気のある宮入りとなりました。
以下の写真2枚は、これら3基の御神輿の「宮入り」の際に奏でられた、西野神社萬燈保存会の会員さん達による笛や太鼓の演奏の様子です。雅に奏でられ、宮入りの雰囲気を大いに盛り上げてくれました。
本年の宮入りの様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915j.htm
㉑ 還御祭
宮入りの後、子供神輿と担ぎ神輿はどちらも拝殿前から神輿殿前へと移され、既に神輿殿前に移されていた本神輿と共にそれら3基は神輿殿内に奉安され、奉安された直後、3基の各御神輿から西野神社本殿へと神様の還御(御動座)が行われました。
そして午後4時半頃から社殿にて、本年の神輿渡御を無事に終えた事を神様に奉告し感謝申し上げる祭典「還御祭」が執り行われました。
以下の写真はいずれも、宮入りの後の各御神輿から本殿への神様の還御と、社殿内で斎行された還御祭の様子です。この還御祭が、この2日間の秋まつりでは最後の神事となります。
ちなみに、神社の恒例祭祀は「大祭」「中祭」「小祭」の三つに区分され、前夜斎行された「宵宮祭」は中祭、この日の朝斎行された「例祭」は大祭でしたが、この「還御祭」は、小祭として執り行われました。
本年の還御祭の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915k.htm
前項㉑で述べた還御祭が社殿内で始まった頃、境内の土俵では、西野神社神力會の主催・進行により、担ぎ神輿を担いで下さった方々のための直会(なおらい)が始まりました。
この直会では、神力會の会長以下会員さん達が、他会(当社の御神輿を担ぎに来て下さった道内各地の神輿会)の皆さん方を接待して下さり、還御祭の斎行を終えた後は当社の宮司もこの直会に合流して各会の皆様方にお礼の挨拶をさせて頂きました。
ちなみに、当社で通常開催されている、大祭や中祭の後の直会は、原則としてほぼ全て参集殿(広間)を会場として使っていますが、この直会については、同時間帯にその参集殿が別用途で使われるため(敬神婦人会の会員さん達がほぼ総出で、渡御奉仕者達が著けていた装束を畳んだり仕舞ったりアイロンがけをしたり梱包したりするなどの作業をされています)、会場を土俵とさせて頂いております。
この時間帯は境内で他に空いているスペースがないため、やむを得ず会場を野外としており、出席された方々は御理解・御了承の程宜しくお願い致します。
下の写真は、宮入り(3基の御神輿の還御)の前に参集殿で行なわれていた、神力會の賄い担当さん達による、直会の準備の様子です。御神輿の渡御は、直接表にはあまり出てこられない、こういった多くの裏方さん達の活動・作業により支えられています。
本年の、担ぎ神輿の渡御奉仕者のための直会の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも少し掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915k.htm
㉓ 民謡・歌謡ショー
午後6時から8時までは、儀式殿の舞台で「民謡・演歌ショー」が行なわれました。この日のショーも、前日に引き続き中央芸能プロの仕切りにより行なわれ、この日ははかまだ雪絵さん、栗原ちあきさん、大橋美月さんの、3人の歌手が出演して下さいました。
下の動画は、この日の民謡・歌謡ショーで撮影された動画です。民謡・歌謡ショーは、大盛況のうちに予定通り午後8時に終了致しました。
この日(秋まつり2日目)の民謡・演歌ショーの様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915l.htm
㉔ 餅撒き
午後8時からは、民謡・歌謡ショーに引き続き、儀式殿で「餅撒き」が行われました。宮司による挨拶が行われた後、宮司や総代さん達により、儀式殿の舞台から一斉にお餅が撒かれ、本年の秋まつりはこの餅撒きを以って、全ての行事が終了致しました。
この2日間の秋まつりのためにいろいろと諸準備をして下さった皆様方、当日御助勢して下さった皆様方、大変お疲れ様でした! 本当にありがとうございました!!
この日(秋まつり2日目)の境内の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」(以下のページ)にも多数掲載しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/r010915b.htm
代表的なSNSのひとつである「Instagram(インスタグラム)」に皆様方が投稿された、本年の西野神社秋まつり関係の写真は、以下のページで紹介させて頂きましたので、宜しければこちらも是非御覧下さい。
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/09/20/200650
なお、この日、神輿渡御奉仕関係者の皆様方(西野神社神力會の会員さん達や、助勢に来て下さった他神社・他地域の各神輿会の会員さん達)が乗って来られたお車は、当社の近く(札幌市西区平和54番地)に立地する 特別養護老人ホーム五天山園様の駐車場に停めて戴きました。
五天山園様、本年も敷地の一部を渡御奉仕関係者専用臨時駐車場として御提供下さり、ありがとうございました。
また、㉔項で紹介した、秋まつり2日間の中では最後の行事となる「餅撒き」では、袋詰めされた大量のお餅が儀式殿の舞台から一斉に撒かれましたが、この時に撒かれたお餅の半分は、札幌市北区新琴似4条1丁目にお餅屋の店舗を構える株式会社秋月様が御提供して下さいました。
秋月様、毎年お餅の御提供ありがとうございます。
当社の秋まつりは『 毎年「敬老の日」の前の土曜日・日曜日 』に行うのを通例としており、来年(令和2年)の秋まつりは、9月19・20両日の開催となります。来年の秋まつりも、どうか宜しくお願い致します!