西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

明日から秋まつりが始まります

西野神社では毎年『敬老の日」の前の日曜日(9月の第3日曜日)』を例祭日としており、その例祭日と、例祭前日(宵宮)に当たる土曜日の2日間を、西野神社に於ける年間最大の行事「秋まつり」として挙行しております。
本年もその慣例を踏襲して、明日から2日間(令和3年9月18日から翌19日)に亘って、秋まつり(所謂 例大祭)を執り行います。

もっとも、7月26日付の記事で詳述した通り、新型コロナウイルス感染症拡大を阻止する趣旨から(そもそも現在の北海道は緊急事態宣言の発令中でもありますし)、本年の西野神社秋まつりは、宵宮祭例祭の神事のみ執り行い、あとは参道両脇に奉納提灯を献灯するだけとし、神輿渡御泣き相撲などを含むその他の神事・奉納行事・各種催し・露店の出店などは、いずれも中止となります。
神輿渡御・奉納行事・露店出店などは、昨年の秋まつりに続いてこれで2年連続での中止となり、当社と致しましても大変残念で心苦しい限りなのですが、氏子・崇敬者・関係各位の皆様方の健康と安全を第一に考慮した結果の決定ですので、皆様方に於かれましては諸事情お酌み取り戴き御賢察下さいますよう、改めてお願い申し上げます。

 

とはいえ、あくまでも「秋まつりの内容が大幅に縮小される」という事であって、「秋まつりそのものが完全に中止になる」というわけではありません。そのため、秋まつりに向けての事前の準備や作業等は少なからず本年もあります。以下の写真4枚は、それら準備の様子です。

令和2年 秋まつりの準備(装束)
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和2年 秋まつりの準備(門帳・幟)
令和2年 秋まつりの準備(門帳の取り付け)

 

また、秋まつり前日の今日は、午前9時に総代さん達によって、奉納提灯を吊り下げるための鉄パイプの櫓を組み立てたり、その櫓に各提灯を吊り下げて固定する等の作業も行なわれました。
昨年の秋まつりでは奉納提灯の献灯も中止となりましたが、今年は、秋まつりとしては2年ぶりに奉納提灯の献灯が復活致します(但し、秋まつりに限定しなければ今年の三が日にも奉納提灯の献灯は行なわれています)。

令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日
令和3年 西野神社秋まつり 前日

 

緊急事態宣言発令中であるため、堂々と「明日からの秋まつりには、皆様お誘い合せの上、是非西野神社へお越し下さい。皆様の御参拝・御来訪を心よりお待ちしております!」とは言えない、何とも厳しい状況ではあるのですが、現実には「普段はあまり神社には行かないが、むしろこういう厳しい時だからこそ、きちんと神社に行って神様に真剣にお祈りしたい」という思いを抱いておられる方々も沢山いらっしゃるため、当社としては本年の秋まつりでも、いつも通り、皆様方をお迎えする態勢を整えております。
当社へ来られる方は、各自で感染症対策(ソーシャル・ディスタンスを保つ、マスクを着用する、こまめな手洗いや手指の消毒をするなど)をされた上で、お参りにお越し下さいませ。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭