西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

神職や巫女達が受ける健康診断と、当社で頒布している各種の健康守り

神職や巫女などが大前で日々の奉仕を万全に執り行うためには、何よりも普段の健康管理が重要であるため、当社の神職や巫女達は毎年一回、この時期に健康診断を受けております。
本年は、今日行くグループと今月26日に行くグループの2班に分かれて、札幌市内某総合病院内にある「高度健診センター」で健診を受けてきます。

健康診断のイメージ

一昨年までは、神職の青年会が企画・主催する事業として、札幌の市内・近郊の神職とその家族を対象とした健康診断が毎年2月に行われており、当社の神職達もその検診を受けていたのですが、諸般の事情により昨年からはその事業が中止となったため、神社毎に個別に健診を申し込んで受診する事となり、そういった事から西野神社神職と巫女達は昨年からこの「高度健診センター」で健診を受けるようになりました。

健診の内容は例年通りで、およそ1時間かけて、身長・体重・胴回りの測定、視力・聴力の検査、血圧測定、採血、医師による診察、心電図、胸部レントゲン検査などが行われます。

 

以下の写真はいずれも、当社で頒布している健康関係のお守りの一部です。健康を維持するためには自身による普段の健康管理が先ず重要である事は間違いありませんが、それに加えて神様の御加護(健康祈願の御神徳)も戴きたいという方は、併せて、こういったお守りなども身に着けられてはいかがでしょうか。

健康守(正絹)
健康守(根付)
ふくろう守(金・銀)
ふくろう健康守(金・銀)
健康鈴守(きのこ)
西野神社「身体安全ステッカー」

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

今月7日の人形供養祭に向けて、人形等が連日続々と納められております

先月5日付の記事で御案内した通り、毎年3月恒例の神事「西野神社人形供養祭」は、本年も、神事そのものは中止する事なく予定通り行いますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため昨年と同じく、一般の方々の御参列(お立合い)は御遠慮して戴く事となります。御了承下さい。

平成25年3月 人形供養祭

 

本年の人形供養祭は3月7日・日曜日に執り行いますが、その際に御供養(お焚上げに先立って清祓い)させて頂く事になる古い人形・ぬいぐるみ等は、受付(お預かり)を開始した先月15日以降、続々と当社に納められています。
人形供養祭当日まで受付しておりますので、神社に納めてお焚き上げして貰いたい人形・ぬいぐるみ等がある場合は、今月7日までに当社に直接お持ち戴くか、もしくはお送り下さい。宜しくお願い致します。

 

以下の写真はいずれも本日撮影した、今月の人形供養祭に向けて参集殿の祭壇等にずらっと並べられている各種人形類です。札幌市外・北海道外など遠方から郵送されてくるものも多く、人形供養祭当日までまだまだ増えそうです。

令和3年3月 人形供養祭の準備
令和3年3月 人形供養祭の準備
令和3年3月 人形供養祭の準備
令和3年3月 人形供養祭の準備

 

下の動画は、丁度15年前の今日(平成18年3月3日)、テレビのニュース番組で放送された、人形供養祭の向けての準備の様子です。
これは改築される前の旧参集殿から中継されたもので、現在の参集殿内(人形供養祭の斎場)とは異なる箇所も少なくはありませんが、雰囲気としては、本年も概ねこのような感じで準備を進めております。

現在は、道内のいくつもの神社で人形供養祭もしくはそれに類する祭典(人形感謝祭など)が執り行なわれるようになり、人形供養祭が然程珍しい神事では無くなったため、この件に関してメディアから取材をお受けする事はほとんど無くなりましたが、今から30年程前に当社で初めて人形供養祭を行なった当時は、全国的にもかなり珍しい神事であったため、各方面から取材をお受けする事が多々ありました。

 

なお、当社に納められた人形・ぬいぐるみ等のうち燃える材質のものについては全て、人形供養祭を終えた当日中に、当社境内にある焼却炉(下の写真に写っている焼却炉)でお焚き上げします。
毎年1月15日に行うどんど焼きの時のように、持ち主の方々御参列のもと屋外の斎場で野焼きする、という形でのお焚き上げではありませんが、神域にある専用の焼却炉で、清浄な忌火にて神職自らお焚き上げ致します。
ちなみに、燃えない材質のもの(可燃物であっても燃やすと著しく黒煙を出すもの等も含む)については、人形供養祭を終えた後、お焚き上げ専門の業者さんにお焚き上げを委託しますので御了承下さい。

西野神社境内の焼却炉

 

以下の各記事は、いずれも過去にこのブログにアップした、人形・ぬいぐるみ・フィギュア等、もしくはそれらに類する玩具等についての話題の記事です。興味のある方は、これらの記事も併せて御一読下さい。

▼平成18年2月26日 「人形」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20060226

▼平成18年3月3日 「ひなまつり」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20060303

▼平成19年3月1日 「男雛・女雛の並べ方」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20070301

▼平成20年3月3日 「雛祭り」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20080303

▼平成30年5月18日 「フィギュア供養」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20180518

▼令和元年11月26日 「フィギュアに霊魂は宿るのか? ボーカロイドキャラクターに霊魂は宿っているのか?」
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/11/26/000000

▼令和2年4月27日 「会津の郷土玩具 赤べこ
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2020/04/27/000000

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和三年 紀元祭

今日(2月11日)は、“我が国のお誕生日” に相当する「建国記念の日」です。

建国記念の日とは、当社本殿でお祀りしている西野神社御祭神の一柱であられる鵜草葺不合命様の御子である神倭伊波礼琵古命様が、大和国橿原の宮(現在の橿原神宮)で初代天皇神武天皇」として御即位された日(神武天皇元年・皇紀元年・紀元前660年・日本書紀によると辛酉年の、正月朔日)を太陽暦に換算し、その日(太陽暦での2月11日)を、「日本が建国された日」「日本のはじまりの日」としてお祝いする記念日です。

国旗

昭和23年に公布・施行された「国民の祝日に関する法律」の第2条で、「建国をしのび、国を愛する心を養う」と規定されている国民の祝日で、国民一人ひとりが今日に至るまで建国の精神を守り伝えてきた先人達の努力に感謝と敬意を捧げ、我が国の更なる発展を願う、という趣旨の記念日でもあります。
明治6年に「紀元節」として祭日に定められ、戦後、GHQによって一度は廃止されましたが、紀元節の復活を望む多くの国民世論を受けて昭和41年、祝日法改正により「建国記念の日」として、改めて国民の祝日に加えられました。

ちなみに、旧日本海軍の技術・伝統を継承している海上自衛隊では毎年この日、基地や一般港湾等に停泊している艦艇で、祝意を表すために艦首からマストを通して艦尾までの旗線に信号旗などの旗を連ねて掲揚して飾る「満艦飾」(まんかんしょく)を行なっています。

 

その「建国記念の日」の今日、当社では例年通り午前11時から、参列者全員で偉大な建国の大事業を祝福して感謝の真心を捧げる祭典「紀元祭」が、中祭として執り行われました。
また、紀元祭に先だって午前10時からは、参集殿総代会の会議も開かれ、今年度の当社の事業報告やそれに関する意見交換等が行われました。

令和3年2月11日 西野神社 朝の風景
令和3年2月11日 西野神社 紀元祭
令和3年2月11日 西野神社 紀元祭
令和3年2月11日 西野神社 紀元祭
令和3年2月11日 西野神社 紀元祭
令和3年2月11日 西野神社 紀元祭

 

以下の動画2本は、いずれも当社とは直接的な関係はありませんが、紀元節紀元祭に因んだ唱歌です。1曲目(1本目の動画)は、明治26年に告示された文部省唱歌紀元節」で、2曲目(2本目の動画)は、明治34年発刊「教科適用 幼年唱歌・二編中巻」に掲載された唱歌神武天皇」です。
これらの動画では、神社や自衛隊の駐屯地・基地などでもライブを行っている事で知られている、平成3年生まれの大阪府出身の歌手・山口采希さんが歌われています。

 

なお、紀元祭神武天皇、建国の神話などについて興味をお持ちの方は、以下の各記事(いずれもこのブログに過去にアップした記事です)も併せて御一読下さい。

神武天皇の御生涯
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20060403

神武天皇即位を元年とする皇紀について
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20060603

神武天皇が発せられた橿原奠都の詔について
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20090210

▼ 神話を知る事、学ぶ事の意義
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20110819

▼ 一度廃止された紀元節が、建国記念の日と名を変えて復活した経緯
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20120211

▼ 神話に起源を持つ王朝が現在も続いているのは日本のみである事の意義
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20160211


今日の紀元祭の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の「令和3年2月 紀元祭」のページ(下記URL)にもアップしておりますので、宜しければこちらも是非御覧下さい。
https://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/R030211%20%E7%B4%80%E5%85%83%E7%A5%AD/?sort=old

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和三年 人形供養祭の御案内

当社では毎年ひな祭り(3月3日)の次の日曜日に、慣例により「人形供養祭」という祭典名で、お焚上げに先立つ人形清祓の神事を斎行しており、今年は3月7日の午前11時から参集殿に於いて人形供養祭を執り行います。
「ひな祭り当日」ではなく、「ひな祭りの次の日曜日」に斎行するため、毎年飾っておられるひな人形をお納めになる方は、是非、来月のひな祭りの日には御自宅でそのひな人形をお飾りし、人形達と最後のお別れをされてから、当社へお納め下さい。

令和2年 西野神社人形供養祭の準備
令和2年3月 西野神社 人形供養祭

 

なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、所謂「密」となる状態を避けるため、昨年の人形供養祭同様 本年の人形供養祭も、神職のみでの斎行とし、皆様方の御参列(お立合い)は御遠慮して戴く事となりました。御参列を予定されていた方には申し訳ありませんが、御理解・御了承下さい。

 

お持ちの人形・ぬいぐるみ等を当社へお納めされる方は、今月15日から、人形供養祭当日(来月7日)までの間(時間は、平日・土日に関係なく毎日午前9時から午後4時半までの間)に、その人形・ぬいぐるみ等を当社の社務所までお持ち込み下さい。

遠方にお住みの場合や、その他の事情により直接当社まで持って来る事が困難な場合は、郵送でもお受けしておりますが、人形供養祭当日の3月7日を過ぎると原則として次のお預かり期間(5月1日から7月31日)までお預かりは出来なくなりますので、直接持って来られる場合でも郵送の場合でも、当該期間内にお納め下さいますようお願い致します。

西野神社 社務所玄関(人形供養受付)

 

【初穂料について】
初穂料はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、厳密に金額を設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量で3千円」を基準に納めて戴いております(人形が1体だけでも、あるいは何十体であっても、1袋に収まる量であれば3千円、という基準です)。
そして、45リットルのビニール袋2袋分以上になる場合は、1袋分増える毎に2千円ずつ加算させて頂いております。
ちなみに、「45リットルのビニール袋1袋分で3千円」「1袋分増える毎に2千円ずつ加算」というのは、あくまでも、45リットルのビニール袋に「もし」入れたとしたら、という仮定の話、換算の目安であり、人形・ぬいぐるみ等を必ず45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけではありません。実際には、紙袋、段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。

 

【神社にお納め出来るもの】
人形やぬいぐるみ、それに類する物全般をお受け致します。
人形であれば、ひな人形五月人形市松人形博多人形フランス人形民芸品の人形こけし女児用玩具の人形アニメキャラやゲームキャラのフィギュア等、どのようなものでもお預かりしており、大きさ・数量や、材質は問いません。
ダルマお面羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども、「人形に類するもの」としてお預かり致します。
また、本来「人形に類するもの」とは言えないのですが、動物の剥製についても、慣例によりお預かりさせて頂いております。
但し、仏像や仏画などはお預かりしておりませんので、御了承下さい。仏像や仏画を納めたい方は、お寺さん、もしくはお焚き上げ業者さんに御相談下さい。

 

【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に神社に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、ひな人形などの屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

SNSでの西野神社のアカウント

西野神社LINEアカウントの案内

 

過去の記事でも紹介した事がありますが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に於ける西野神社の公式アカウントを、改めて以下に紹介致します。SNSを利用されている方は是非、これらのアカウントから発信されている情報も御覧下さい。

Instagram(インスタグラム)での西野神社公式アカウント
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20181126

▼ LINE(ライン)での西野神社公式アカウント
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2020/10/15/163000

YouTube(ユーチューブ)での西野神社公式アカウント
https://www.youtube.com/channel/UCdZSC3xGDeoSAPU4Kaf-iTw

 

ちなみに、Twitterツイッター)でも、一応当社の公式アカウントを開設しておりますが、現在は運用を停止しており、ここ数年更新は全くしていない状況です。
facebookフェイスブック)では、今後の事は分りませんが令和3年2月現在は、公式アカウントはまだ開設しておりません。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社 神前結婚式の動画

以下の動画は、昨年秋頃に当社の儀式殿で斎行された神前結婚式の様子を映したものです。
親族紹介なども含めて約6分に編集されていた動画を、音声は一切加工せずに映像だけを短縮して2分半程に編集し直したものであるため、BGMが突然途中で途切れるなど不自然な箇所もありますが、神前結婚式のおおよその雰囲気はこの動画からも分かって戴けるのではないかなと思います。

 

以下の動画は、過去にも紹介させて頂いた事のある、西野神社での神前結婚式の御案内動画です。こちらは、実際の神前結婚式で撮影されたものではなく、神前結婚式のイメージ映像となります。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭