西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

西野神社の中庭

当社の境内には、小さいながら日本庭園があります。
正式な名称はありませんが、「中庭」という俗称で呼ばれているこの庭園は、池や流水を用いず石や砂などで山水の風景を表現した「枯山水」の形式・技法を採っている庭園です。
枯山水は、室町時代禅宗寺院で特に採り入れられ発展してきましたが、近世以降は、当社のように神社の境内に於いても造られるようになりました。

以下の写真はいずれも本日お昼頃に私が撮影した、その中庭の景観です。中庭は、当社の宮司がひとりでここまで作り上げ、現在も日々、宮司により整備や維持作業等が行われています。

 

西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)
西野神社 中庭(令和2年6月)

 

この中庭は、社務所の裏側に位置しているため、原則として当社関係者以外の方が外側から直接見学する事は出来ませんが、社務所(御祈祷控室や応接室の窓)や参集殿(広間の一部の窓)からは、ほぼ全景を見渡す事が出来ます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

儀式殿(ぎしきでん)

儀式殿 扁額

当社の境内にはいくつもの建物があり、前回の記事ではそれらの中の一宇神輿殿」(みこしでん)を紹介させて頂きましたが、今回の記事では、「儀式殿」(ぎしきでん)という殿舎を紹介させて頂きます。
儀式殿はほぼ1年前の昨年6月に竣工したばかりで、令和2年現在、当社に於いては最も新しい建物でもあります。

 

儀式殿は、その名の通り、各種の儀式等を行う事を目的とした建物で、神前結婚式御祈祷をはじめとする様々な神事、祭典、式典が執り行われる他、秋まつりでの奉納行事や地域の文化活動などにも使われる施設です。
老朽化が進んでいた神楽殿(かぐらでん)を取り壊し、その跡地に、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造・木造の混構造で建設された、二階建ての建物です(正面から見ると平屋に見えますが裏面から見るとはっきりと二階建て構造になっているのが分ります)。

以下の写真5枚はいずれも、その儀式殿の外観です。外部は、床御影石貼り、壁モルタル下地吹付タイル、屋根銅板葺きとなっております。

令和2年5月中旬 西野神社 儀式殿
西野神社 儀式殿(正面)
西野神社 儀式殿(正面)
西野神社 儀式殿(裏側)
令和元年12月 西野神社境内のライトアップ

 

以下の写真6枚はいずれも、儀式殿の殿内です。内部は、床御影石貼り、壁しっくい塗、天井格子天井となっており、以下の写真のように、神事・行事・催事等によって、配置や装飾などを改変します。

西野神社 儀式殿内(大前)
▲ 儀式殿内 神殿

 

西野神社 儀式殿内(結婚式仕様)
▲ 神前結婚式仕様

 

西野神社 儀式殿内(結婚式仕様)
▲ 神前結婚式仕様

 

西野神社 儀式殿内(祈祷仕様)
▲ 祭典・御祈祷仕様

 

西野神社 儀式殿内(舞台仕様)
▲ 舞台(秋まつり)仕様

 

令和元年11月 天の岩戸のクラフト祭(西野神社儀式殿)
▲ 催事(天の岩戸のクラフト祭)仕様



儀式殿の建築及びその関連神事は、具体的には以下のよう過程・順序で行なわれました。
儀式殿の前身に当る神楽殿が最後に使われたのは平成30年9月16日の秋まつりで、その10日後の同月26日から、早速神楽殿の解体工事が始まり、翌月11日には、更地となったその神楽殿跡地にて、儀式殿建築着工に先立つ「儀式殿地鎮祭」が執り行われました。
儀式殿の建設工事は、地鎮祭を終えたその日から直ちに始まり、積雪期に入ったため12月下旬に工事は一時中断しましたが、年が改まった平成31年の3月からは工事が再開し、同年4月25日には無事「儀式殿上棟祭」を迎えました。そして、上棟祭から約2ヶ月を経た令和元年6月27日に、臨時大祭として「儀式殿竣工遷座祭」が盛大に執り行われました。
儀式殿竣工遷座祭は、その名の通り、儀式殿の「竣工祭」と「遷座祭」の両方を兼ねた祭典で、儀式殿は、神楽殿とは違って殿内で神前結婚式などの神事を行なう事が最初から想定されていたため殿内上座に神殿が設けられ、そのため、その神殿内に西野神社本殿から御祭神御分霊を奉遷(遷座)する神事として、竣工祭と同時に遷座祭も併せて執り行われたのでした。

以下の写真16枚は、こういった過程(儀式殿の着工直前から竣工遷座祭まで)を写したものです。

平成30年9?10月 西野神社神楽殿 解体工事
▲ 儀式殿 着工前(神楽殿解体直後)

 

平成30年10月11日 西野神社儀式殿 地鎮祭
▲ 儀式殿 地鎮祭

 

平成30年10月11日 西野神社儀式殿 地鎮祭
▲ 儀式殿 地鎮祭

 

平成30年 西野神社儀式殿基礎工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

平成30年 西野神社儀式殿基礎工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

平成30年 西野神社儀式殿基礎工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

儀式殿 建設工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
▲ 儀式殿 上棟祭

 

平成31年4月 西野神社儀式殿 上棟祭
▲ 儀式殿 上棟祭

 

西野神社儀式殿 建築工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

西野神社儀式殿 建築工事
▲ 儀式殿 建築工事

 

西野神社儀式殿 建築工事
▲ 儀式殿 内装工事

 

西野神社儀式殿 建築工事
▲ 儀式殿 内装工事

 

西野神社 儀式殿竣工遷座祭
▲ 儀式殿 竣工遷座祭(宮司祝詞奏上)

 

西野神社 儀式殿竣工遷座祭
▲ 儀式殿 竣工遷座祭(松前神楽奉納)

 

西野神社 儀式殿竣工遷座祭
▲ 儀式殿 竣工遷座祭(終了直後の記念撮影)

 

ちなみに、儀神殿の建築に当っては、以下の方々がそれぞれの分野や作業を担当して下さいました。この場にて、改めて御礼申し上げます。
【設計監理】 株式会社イズム様 (札幌市西区西野7条4丁目)
【施  工】 澁谷建設株式会社様 (札幌市西区西野6条10丁目)
【木  彫】 有限会社宗舟様 (東京都台東区寿4丁目)
【彩  色】 宗教美術工房 諒和株式会社様 (愛知県小牧市中央3-81)
【篇額揮毫】 山田起雲様 (札幌市中央区南1条西5丁目)



以下の写真18枚は、昨年6月竣工から今月に至るまでの約1年間で、儀式殿内で行われた神事・奉納行事・催し物等を写したものです。いろいろな用途で使われました。

神前結婚式 (西野神社儀式殿)
▲ 神前結婚式

 

神前結婚式 (西野神社儀式殿)
▲ 神前結婚式

 

令和元年10月5日の神前結婚式(西野神社)
▲ 神前結婚式

 

令和元年10月 西野神社良縁祈願祭
▲ 良縁祈願祭

 

令和2年1月 西野神社 新年祈祷(儀式殿)
▲ 御祈祷(団体参拝)

 

西野神社儀式殿での新年祈祷
▲ 御祈祷(個人参拝)

 

令和元年12月 西野神社 師走大祓式
▲ 師走大祓式

 

鎮魂行法(西野神社儀式殿)
神道行法(鎮魂行事)

 

令和元年8月 西野神社 七夕まつり
▲ 七夕まつり

 

令和元年8月 西野神社 七夕まつり
▲ 七夕まつり

 

西野神社秋まつり ジャズフェスティバル
▲ 秋まつり(ジャズフェスティバル)

 

西野神社秋まつり ジャズフェスティバル
▲ 秋まつり(ジャズフェスティバル)

 

西野神社秋まつり 民謡・演歌ショー
▲ 秋まつり(民謡・演歌ショー)

 

西野神社秋まつり 民謡・演歌ショー
▲ 秋まつり(民謡・演歌ショー)

 

西野神社秋まつり 餅まき
▲ 秋まつり(餅まき)

 

西野神社秋まつり 餅まき
▲ 秋まつり(餅まき)

 

令和元年11月 天の岩戸のクラフト祭(西野神社儀式殿)
▲ 天の岩戸のクラフト祭

 

令和2年 西野神社節分 豆まき・餅まき
▲ 節分豆まき(景品引き換え)



以下の写真4枚は、いずれも儀式殿内で行なわれたものではありませんが、昨年6月の竣工から今月に至るまでのこの約1年間に於いて、儀式殿を正面もしくは背面にして儀式殿前の芝生で行われた、神事・奉納行事・催し物等です。

令和元年9月 西野神社 禊祓行事
神道行法(禊祓行事)

 

西野神社 儀式殿前(福井ばやし奉納)
▲ 秋まつり(福井ばやし奉納)

 

西野神社 儀式殿前(古武術演武奉納)
▲ 秋まつり(古武術演武奉納)

 

令和2年正月 西野神社 元旦の境内
▲ アイスキャンドル点灯(大晦日深夜から元日未明にかけて)



なお、前回の記事で詳述した神輿殿は、特定の一社(株式会社クリーンリバー様)からの御奉納により建設されましたが、儀式殿については、神社からの拠出と、複数の団体・個人からの御奉賛により、建設されました。
儀式殿の建設に御奉賛して下さった団体・個人の芳名は、儀式殿の内壁に掲げられている「儀式殿建設奉賛芳名簿」に記されています。下の写真がその儀式殿建設奉賛芳名簿で、このままの状態では文字が小さ過ぎて判読出来ないかと思いますがこの写真はクリックすると拡大表示されますので、是非拡大させた上で御覧になって下さい。

儀式殿 建設奉賛芳名簿



以下はいずれも、儀式殿について、当社のブログにアップした記事です。興味のある方は、これらの記事も併せて御一読下さい。

 

▼ 儀式殿の建設趣意と御奉賛のお願い
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20171009

▼ 儀式殿地鎮祭
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20181012

▼ 儀式殿基礎工事の様子(その1)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20181116

▼ 儀式殿基礎工事の様子(その2)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/20181217

▼ 儀式殿建築工事が再開
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/03/20/000000

今日は、春季例祭・天皇陛下御譲位御安泰祈願祭、儀式殿上棟祭などが執り行われました
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/04/25/210000

▼ 儀式殿は来月下旬に竣工します
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/05/30/173815

▼ 儀式殿、ほぼ完成しました
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/06/22/000000

▼ 儀式殿竣工遷座祭の修礼
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/06/25/203000

▼ 大祭「儀式殿竣工遷座祭」が執り行われました
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/07/05/053000

西野神社の儀式殿がネットでも取り上げられております
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/07/13/000000

西野神社境内のライトアップと夜景
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entry/2019/12/21/000000

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

神輿殿(みこしでん)

神輿殿 扁額

当社の境内にはいくつもの建物がありますが、それらの中の一宇に「神輿殿」(みこしでん)という殿舎があります。竣工してからもう十年以上も経っているので今更ではありますが、今回の記事では改めて、この建物を詳しく紹介させて頂きます。

 

神輿殿は、その名の通り、御神輿(おみこし)を奉安・収納するための建物で、当社では毎年秋まつりの日に神輿渡御(みこしとぎょ)が行われておりますが、渡御の当日以外、当社の所有する3基の御神輿太鼓山車(たいこだし)は、常にこの殿舎に奉安されております。
ちなみに、当社の所有する御神輿・山車のうち、京神輿(本神輿)は昭和50年に、江戸神輿(担ぎ神輿)は平成13年に、子供神輿と太鼓山車は平成20年に、それぞれ奉製されました。

以下の写真4枚は、神輿殿正面の外観です。この神輿殿は2代目で、この神輿殿が建つ前は、全く同じ場所に別の神輿殿が建っていました。

西野神社 神輿殿
西野神社 神輿殿
西野神社 神輿殿
西野神社 神輿殿



初代の神輿殿は、昭和50年、西野神社創祀90年の記念事業として御神輿を奉製したのを機に、同年11月25日に竣工しました。下の写真が、その初代神輿殿です。

西野神社 旧神輿殿(解体済)

この初代神輿殿の老朽化が著しく進んだ事と、新たな神輿殿が建設される事が決まった事などにより、この神輿殿は平成19年11月を以て、解体されました。

 

そして、解体されて更地となった、旧神輿殿の跡地に、株式会社クリーンリバー代表取締役 古川勇様の奉納によりまして、2代目となる現在の神輿殿が建設されました。
2代目神輿殿は、平成19年12月5日に地鎮祭が執り行われて同日着工し、その後、平成20年1月25日に上棟祭が執り行われ、そして同年2月20日に竣工しました。

神輿殿 地鎮祭
▲ 神輿殿 地鎮祭

 

神輿殿 建設工事
▲ 神輿殿 建築工事

 

神輿殿 建設工事
▲ 神輿殿 建築工事

 

神輿殿 上棟祭
▲ 神輿殿 上棟祭

 

神輿殿 建設工事
▲ 神輿殿 建築工事

 

神輿殿が正式に竣工した事を受けて、平成20年2月26日に竣工祭が執り行われ、同日、神輿殿の設計・施工を担当した三王建設興産株式会社様から、神輿殿奉納者の株式会社クリーンリバー様へ、神輿殿の引渡しが行われました。

神輿殿 竣工祭
▲ 神輿殿 竣工祭

 

そして、平成20年2月29日に、株式会社クリーンリバー様から神輿殿が西野神社へ奉納され、同日、株式会社クリーンリバー様の主催により、札幌市西区の某ホテルの広間を会場にして、神輿殿竣工祝賀会が開催されました。
この祝賀会では、神輿殿奉納者の株式会社クリーンリバー代表取締役 古川勇様に対して、 神社本庁の規程「寄附者顕彰に関する件」第一項に基づき、西野神社宮司より「神社本庁統理」の名前で感謝状が贈呈されました。

神輿殿 竣工祝賀会
▲ 神輿殿 竣工祝賀会

 

神輿殿 竣工祝賀会
▲ 神輿殿 竣工祝賀会

 

西野神社 神輿殿
▲ 神輿殿奉納者 芳名板

 

 

以下の写真5枚は、いずれも神輿殿の内部です。普段、殿内は非公開のため、西野神社を定期的にお参りされている方や当社近隣にお住まいの方でも、神輿殿の殿内を見た事があるという方は少ないのではないかと思います。

西野神社 神輿殿内
西野神社 神輿殿内
西野神社 神輿殿内
西野神社 神輿殿内
西野神社 神輿殿内

 

 

以下の写真4枚はいずれも「秋まつり」の際に撮影されたもので、1~3枚目までは、毎年秋まつり1日目の夕刻に、宵宮祭に続いて執り行われている遷霊祭(せんれいさい)の様子です。
遷霊祭は、翌日の神輿渡御に先立ち、西野神社御本殿にお祀りしている大神様の御分霊を、御本殿の内陣から3基それぞれの御神輿の御神座へと遷霊(御動座)する神事です。
4枚目の写真は、秋まつり2日目の朝、神輿渡御(宮出し)の直前に、神輿殿と江戸神輿を背景にして撮影された、西野神社神力會の会員さん達です。

西野神社秋まつり 遷霊祭
西野神社秋まつり 遷霊祭
西野神社秋まつり 遷霊祭
神輿殿前での記念写真



下の写真は、並んで建っている、儀式殿(ぎしきでん)と神輿殿です。儀式殿は、神楽殿の跡地昨年6月に竣工したばかりの殿舎で、令和2年現在、西野神社境内の中では最も新しい建物です。

西野神社 儀式殿と神輿殿

 

 

以下はいずれも、神輿殿及び御神輿について、当社のブログにアップした記事です。興味のある方は、これらの記事も併せて御一読下さい。

 

▼ 明日から神輿殿の建設が始まります
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2007/12/04

▼ 神輿殿地鎮祭
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2007/12/05

▼ 神輿殿工事の進捗状況(1)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2007/12/11

▼ 神輿殿工事の進捗状況(2)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/01/09

▼ 神輿殿上棟祭
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/01/25

▼ 神輿殿工事の進捗状況(3)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/01/29

▼ 神輿殿工事の進捗状況(4)
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/02/13

▼ 神輿殿完成!
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/02/21

▼ 神輿殿竣工祭
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/02/26

▼ 神輿殿竣工祝賀会
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/02/29

▼ 新しくなった太鼓山車
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/07/14

▼ 新しい子供神輿
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2008/08/25

▼ 神輿殿前の参道を石畳化する工事がほぼ終了
https://nisinojinnjya.hatenablog.com/entries/2015/05/26

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

御朱印背景の絵柄が今日から「夏仕様」に変わります

今日から水無月(6月)です。
政府による緊急事態宣言が解除された後も、北海道では、知事による独自の自粛要請(外出自粛、札幌との往来自粛、休業要請)が続いておりましたが、本日午前0時を以て、それらの自粛要請は全て解除されました。
ずっと休校措置が続いていた道内各地の小中学校も、今日から授業を再開するところが多いようです。

新型コロナウイルスは依然としてまだ終息には至っていないため、引き続き警戒や注意が必要であり、むしろ見えない形での感染は今も広がっていると認識した上で日々慎重に行動する事が肝要となりますが、本日を以て全ての自粛要請が解除された事で、とりあえず、私達北海道民・札幌市民の生活はこれから徐々にいつもの日常へ立ち返っていく事になると思います。

 

さて、昨年9月4日付の記事で詳述した通り、当社でお頒ちする御朱印は、この度の所謂 “コロナ禍” には関係無く昨年9月から、参拝者が持参された御朱印帳に直接押印・墨書する対応は取り止めており、予め別紙に押印・印字した「紙朱印」をお渡しする形で対応させて頂いておりますが、その紙朱印の背景となる絵柄が、本日 6月1日より「夏仕様」に変更されます。

西野神社 社務所(御朱印紙を手渡す巫女)

 

下の写真は、昨日まで(3・4・5月)の「春仕様」の紙朱印です。春を象徴する「桜」の花びらの柄が、背景に描かれておりました。

西野神社 御朱印(春仕様)

 

そして下の写真が、今日から(6・7・8月)の「夏仕様」の紙朱印です。当社境内の夏を象徴する「紫陽花(あじさい)」の花の柄が、背景に描かれております。

西野神社 御朱印(夏仕様)

 

十二支の朱印」についても同様に、今日より、「桜の花びら」柄の冬仕様から「紫陽花」柄の夏仕様へと変わります。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

本年の夏越大祓の御案内

当社では、毎年6月(夏越)と12月(師走)のそれぞれの晦日(最終日)に、氏子・崇敬者の皆様方がこの半年間に知らず知らずのうちに起こしたり犯したりしてしまった様々な過ち・罪・穢れ等を、「人形」(ひとがた)という人の形をした紙製の形代(かたしろ)に移して祓い清め、併せて、普段運転したり乗車したりしている車に今後もしかすると降りかかってしまうかもしれない災難を「車形」(くるまがた)という車の形をした形代に移して交通安全も願う、「大祓」(おおはらえ)という神事を斎行しています。

今年の「夏越の大祓」は、日時については例年通り、丁度1ヶ月後の6月30日に斎行致しますが、コロナ禍とも称される昨今の社会情勢を鑑みて、神事は神職のみで執り行います。恐れ入りますが、皆様方の御参列はお控え下さいますよう御理解・御協力お願い申し上げます。
なお、茅輪(ちのわ)は6月26日のお昼頃、拝殿向拝に舗設致します(例年は6月27日ですが、本年に限り1日早く舗設致します)。舗設期間中、茅輪はどなたでも自由にくぐって戴く事が出来ますので、「茅輪くぐり」御希望の方は、6月26日から30日までの間、各自お参り下さいますようお願い致します。

令和元年 西野神社 夏越大祓

 

どなたでも御使用戴ける形代一式が入っている紙袋(一セットにつき、人形5枚と、車形1枚)は、拝殿向拝賽銭箱右隣に置いてある平たい木箱の中に、6月1日から入れさせて頂きますので、どうぞ御自由にお使い下さい。社務所玄関内の窓口でも頒布させて頂きます。

形代のうち、人形(ひとがた)には、一体毎にお一人のお名前・性別・年齢を、また車形(くるまがた)には、普段乗っておられる車のナンバーを、それぞれ御記入してお納め下さい。厳密な決まりはありませんが、書き方の一例の写真を以下にも貼付します。
年齢は、原則として満年齢ではなく数え年で御記入下さい。もし御自分の数え年が分からない場合は、年齢ではなく生年月日を書いて戴いても構いません。

大祓の人形(ひとがた)と車の形代

 

なお、当社へ人形(ひとがた)を納められる方は、人形への記入を終えた後、その人形で御自身(人形に記されているお名前の方当人)の身体を上から順(頭・額・胸・腹・両手・両足の順)に撫で清め、更に、御自分の罪穢れが人形に乗り移るように祈念を込めながら、その人形に息を3度吹きかけて下さい。もし体に不調な箇所がある場合は、特にその箇所を重点的に、人形で撫で清めて下さい。
以下にその所作を収録した動画を貼付しますので、この動画も御参考下さい。

 

使用した形代(記入し、撫で清め、息を吹きかけたもの)は、必ず、夏越の大祓当日(6月30日)の午後3時までに当社にお納め下さいますようお願い致します。
直接当社へ御持参される場合は、6月1日から賽銭箱の直ぐ隣に設置する専用の木箱(下の写真の、お宮の形を模した木箱)にお納めになるか、もしくは、社務所授与所等の窓口に詰めている神職か巫女に直接お渡し下さい。
恐れ入りますがその際、形代の紙袋に、形代と共に初穂料(あくまでも “お気持ち” なので金額は決まっておりません)もお入れ下さいますよう、宜しくお願い致します。

大祓人形 収納箱

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社境内の春の景色(その2)

以下の写真5枚はいずれも、昨日から今日にかけて撮影された、当社境内の景観です。
時節柄、本年はお花見を自粛されている方が大半だと思いますが、これらの画像を通しての「オンライン花見」で、少しでも春の気分を味わって戴ければ幸いです。

令和2年5月中旬 西野神社 儀式殿
令和2年5月中旬 西野神社 社務所
令和2年5月中旬 西野神社境内
令和2年5月中旬 西野神社境内
令和2年5月中旬 西野神社境内

 

以下の写真5枚はいずれも、昨日インスタグラムの当社公式アカウントから投稿された、インスタの担当者が当社境内で撮影した写真です。私とはまた違った視点で撮影しており、個人的には興味深いです。

 
 
 
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境内の桜が満開です。 #西野神社 #桜 #神前式

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文責:西野神社権禰宜 田頭